米スターバックスは17日、カクテル用アルコール飲料「スターバックス・コーヒー・リキュール」を米国内で発売したと発表した。
西宮市の日本盛は、原料やアルコール度数で特色を出した2種類の酒を22日に発売するとのこと。紫黒米で造ったリキュール「SION」(シオン)とアルコール度数が25%の清酒「酒々遊々」だ。
上場しているビール大手3社の2004年12月期連結決算が18日、出そろった。ビール・発泡酒の消費は縮小傾向が続いたが、低価格の「第3のビール」をヒットさせたサッポロホールディングスが、過去最高の経常利益を記録するなど全社が増収増益となった。
キッコーマンは、とうもろこしを原料にした低価格の焼酎「きびきび」を3月1日、全国で新発売するとのこと。蒸留機を24時間連続稼働させることでコストを抑制できる「甲類焼酎」の製造法を活用しつつ、蒸留時間を短くして本格焼酎(乙類焼酎)と変わらぬ味わいを出したという。
ビールメーカー各社が1月から販売奨励金を一斉に廃止するなど販売制度を変更した影響で、ビールや発泡酒の卸値が上昇し、中国地方の酒販店が対応に苦慮している。一部スーパーなどは値上げに踏み切ったものの、交渉力の強い大手スーパーが価格を据え置いているため、価格の据え置きや値上げ時期を先延ばしする店もあるなど、対応が分かれている。