ビール関連市場が逆風にさらされている。大手５社が10日発表した2月のビール、発泡酒、「第３のビール」の総出荷量は前年同月比５．３％減と2ヶ月連続のマイナスとなった。
アサヒビールは缶入りカクテル「アサヒカクテルパートナー」シリーズで季節限定商品を4月13日から発売するとのこと。新商品は「アサヒカクテルパートナー 初夏の限定缶 プラムガーデン」で、プラムリキュールをトニックウオーターで割ったさわやかな味ということ。
芋や麦など素材の風味を生かした「本格焼酎」と呼ばれる乙類焼酎の出荷量が2004年に初めて、おもにチューハイなどのベースとなる甲類焼酎の出荷量を上回ったことが10日、国税庁の統計でわかった。
焼酎ブームが続く中、清酒どころの京都・伏見の日本酒メーカーが相次いで焼酎の増産に力を入れているもよう。焼酎最大手メーカーでもある宝酒造は、宮崎県の主力工場の設備増強を計画。月桂冠や北川本家、玉乃光酒造も増産や新商品投入を進めている。今月には黄桜酒造も焼酎市場に参入し、販路開拓を進めている。